これから一人暮らしを始めようとお考えの方は、どのようにして新居を選ぶ予定でしょうか。
初めて一人暮らしをする方にとっては、物件選びの基準などわからない事が多いかと思います。
こちらでは、単身の方が新居を選ぶ際のコツについてお伝えいたします。
条件を絞って探す
新居を探す時には、まず物件の情報を集める必要があります。
その際やみくもに情報収集しても時間がかかるばかりですので、条件を絞って探すようにしてみましょう。
物件の条件には次のようなものが挙げられます。
概要
- 家賃
- 間取り
- 専有面積
- 築年数
- 日当たり
- 階数
- 角部屋
- ベランダの有無
- 駐車場の有無
- エレベーターの有無
室内
- バストイレは別か否か
- 独立洗面所の有無
- 洗濯機置き場は中か外か
- エアコン・床暖房
- キッチン
- 収納
- フローリング・和室
- 浴室乾燥機
- ロフトの有無
- インターネット環境
エリア
- 沿線
- 駅
- バス
環境
- 公共交通機関の利便性
- 商業施設(コンビニ・スーパー)
- 治安
- ゴミ捨て場・方法
これだけ多くの条件がありますが、この中から次の4つの項目を絞って物件を探す事をお勧めいたします。
- 家賃
- 間取り(広さ)
- エリア(周辺環境)
- 自分がどうしても譲れない条件
それぞれについて詳しく解説します。
家賃
家賃は一般的に収入の3分の1以内と言われています。
生活するのにギリギリの家賃にしてしまうと、予想外の出費があった時に困った事になりますので、ある程度余裕を持たせて設定しましょう。
例えば収入が20万円の場合には、6万円以内の物件が安心でしょう。
間取り(広さ)
一人暮らしの部屋は、一般的にワンルームや1DK、広くても1LDKといった間取りではないかと思います。
広さの平均は25㎡程度で、それが広くなればなるほど、当然家賃も高くなりますので、予算と照らし合わせて探す必要があります。
エリア(周辺環境)
一人暮らしを始める理由にもよりますが、進学や就職のためであれば通学や通勤に便利なエリアに絞って探して行きます。
市区町村を絞って探すのではなく、沿線や駅を絞って探す方が効率的です。
またグーグルマップのストリートビューなどを使って、街の雰囲気なども見てみるのもよいでしょう。
自分がどうしても譲れない条件
物件を探して行く中で、途中でどうしても妥協しなければいけない点も出て来ると思います。
そんな時でも、どうしてもここだけは譲れないという条件を決めておくと、物件を絞りやすくなります。
例えば、トイレとお風呂が別である事や、駅から徒歩で10分以内である事等の条件です。
良い不動産業者を探すポイント
自分の求めるような物件がある程度見つかったら、次は不動産業者のお世話になる事になります。
一人暮らしを始める多くの人にとって、不動産業者と接するのは初めてではないかと思いますので、こちらでは良い不動産業者を探すポイントをお伝えしたいと思います。
接客態度
当たり前ではありますが、接客する従業員の態度や雰囲気は不動者業者を選ぶ時の大きなポイントです。
こちらの話をしっかり聞いて、素早い対応をしてくれる業者がお勧めです。
ただし、あまり馴れ馴れしい言葉遣いのような所は避けた方が良いでしょう。
また、こちらを放置して電話やパソコン作業などをする業者もやめた方が無難です。
オーバーな表現を使わない
物件情報について「当社だけ」「格安」「完璧」などの表現を使う事は、宅建業法で禁じられています。
このような客観性を欠いて、客をあおるようなトークをする業者はやめておきましょう。
物件のマイナスポイントも説明する
不動産業者はその物件の良い所をアピールするのは当然ですが、マイナスポイントについてもしっかり説明してくれる業者は信頼できます。
どんな物件であっても、何等かのマイナス部分はあるはずです。
その点を説明しなかったり、契約間近に説明したりする業者は避けましょう。
多くの物件を見せてくれる
こちらが問い合わせた物件だけではなく、それに似た物件も紹介してくれる業者がお勧めです。
また、接客中にもこちらが求めるような物件を持っていそうな大家さんや管理会社に電話して、空き物件を探してくれる業者も、良い不動産業者です。
選択肢が広がる事は、こちらにとっても大きなメリットとなります。
まとめ
初めて新居を探す時には、どこから見て行けばよいのかわからないという事も多いと思います。
そんな時には、こちらでご紹介したことを参考にしていただけると、効率的に物件を選ぶ事が出来るのではないかと思います。
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