引越し業者を決める | かんたん引越しガイド






引越し業者を決める


引越し業者を決めましょう

2~3社から見積もりを取ったら、だいたいの料金やサービス内容の相場がつかめると思います。 
それらをよく比較して、最終的に引越しを依頼する業者を決定しましょう。
もし時間に余裕があれば4~5社見積もりを取って、1番高い業者と1番安い業者ははずし、中間の業者の中から1番よい印象を受けた業者に依頼するというのも一案です。
引越しは安く済めばそれで良い、と言うわけではありません。
気持ちよく新生活が始められるには、気持ちよく安全に引越しを終えるというのは必須条件です。
料金や補償などでトラブルが起きないように、また万一何か起こった時でも対処がスムーズで適正であるような業者を選べると良いと思います。
梱包資材をサービスする、とかその他無料のサービスなどに惑わされず、冷静に各社を比較検討し、信用のできる業者に決定しましょう。
そして、業者を決定したらなるべく早めに連絡するとともに、断ることになった業者にも忘れずに連絡しましょう。
また、見積書と担当者の名刺は追加料金が発生した時や、万一の事故の補償の時などに必要になります。絶対に紛失しないように気を付けましょう。

引越しのトラブルを避けるポイント

よくある引越し業者とのトラブル
1、引越し業者が時間通りに来ない。
2、引越し荷物が壊れた。
3、引越し料金が見積額より高かった。

引越しのトラブルで上位を占めているのは、常にこの3点です。
このような事がなく、気分よく引越しを終えるにはどのような点に注意すればよいでしょうか。

引越し業者とのトラブルを避けるコツ

(1)良心的な引越し業者を選びましょう。
気持ち良く引越しを終えるのに1番大切なのは何より「この業者にまかせて良かった」と思うことができる引越し業者に依頼することです。
大前提として、国の認可を受けていると言う事がありますが、その上で全日本トラック協会に加入していて国土交通省の「標準引越運送約款」を採用していると言う条件は外せないでしょう。

テレビCMや広告などで名前が知れている大きな業者が、あなたにとっても良い業者になるとは限らないでしょう。たとえ無名で小さな業者であっても、利用者の希望を細かく聞いてくれて、丁寧なアドバイスや作業をしてくれるようなところは沢山あると思います。引越し経験者の評判なども参考にして、良い業者を選びましょう。

(2)複数の引越し業者に見積もりを依頼しましょう。
引越し業者を決める際には、必ず数社に見積もりを依頼し1社だけで決めてしまう事はしない方が良いでしょう。
そうすれば、引越しのだいたいの相場もわかりますし、様々な条件を比較して選ぶことができます。
また見積もりを作成してもらう時には、必ず家まで来てもらって現状確認をしてもらいましょう。
そして作成された見積もり書で不明点があった時には必ず確認をして、あやふやな点をなくしておきましょう。
あまりに安い見積もりには、もしかしたら何か裏があるのではないかと考えた方が良いかもしれません。

(3)事前の確認・準備を怠らないようにしましょう。
見積もり書の額よりも支払いが多かった、と言うトラブルの中には利用者の確認不足によって発生する料金による場合も少なくありません。
例えば、家具が玄関から搬入できずに吊り上げてベランダから入れないといけない、と言うようなことが事前にわかっていなかったら、もちろん追加で料金が発生する事になってしまいます。

また引越し業者が予定時間に来訪しても、まだ荷造りが終わっていなかったなどと言う場合も同様に超過時間分の追加料金が発生してしまいます。
ですから、事前の確認や準備を怠らない事が、トラブルの少ない引越しにつながるのです。
尚、雪などの天候や、事故などの道路渋滞によって作業時間が延長されたとしても、延長料金を支払う必要はありません。
更に気を付けた方が良いのは、無料サービスだと勘違いして頼んだら、実は有料であったという場合がある事です。見積もりの際にしっかり確認することでこのようなトラブルを避けましょう。

(4)可能な限り繁忙期は避けて、スケジュールは余裕も持って組みましょう。
3月~4月や9月~10月等の引越しが多い時期や、土日祝祭日は引越し業者にとっては繁忙期と言えます。
このような時期は連絡のミスが生じたり、時間が遅れる、荷物に傷が付くなどと言ったトラブルも起こりやすくなります。これらを防ぐためには、可能な限り繁忙期を避け、その上で朝1番の引越しにする事をおすすめします。

(5)段ボール箱には入っている荷物を必ず記入しておきましょう。
段ボール箱に「荷物表示」をする事で、荷物の破損や紛失を防ぐことができます。
食器類などの割れ物や、水濡れしては困る電化製品などハッキリ記入しておきましょう。
また、どの部屋に持って行く段ボール箱なのかと言う事や、いくつあるうちの名番目の箱なのかがわかりやすいように、段ボール箱に通し番号をふりましょう。

(6)荷物のリストを作り、現場での指示を明確にしましょう。
事前に「荷物リスト」を作り、何番の段ボール箱はどの部屋に入れるのか、どの家具をどこに配置するのかと言った事がすぐにわかるようにしておきましょう。
それを基に、当日は引越し業者のスタッフに、はっきりとわかりやすい指示を出すようにしましょう。
荷物リストと、実際の荷物を照合する事によって荷物の紛失などのトラブルを防ぐことができます。
   
(7)荷物の破損など、トラブルが発生した際にはその場で補償について交渉しましょう。
元の住まいからの荷物の搬出や、新居への搬入が終わった時には荷物を積み忘れていないか、破損や紛失がないか、また部屋に傷が付いていないかなどをよく確認する必要があります。
そして何らかのトラブルや問題などが発生した際には、すぐにその場で補償の交渉をすることが大切になります。
特にガラスや細長い物などの壊れやすいものや傷がつきやすい物、大切にしている物や貴重品などを荷解きする際には、引越し業者のスタッフ立ち会いで行い、万一壊れていたり傷が付いていた時には、写真を撮り証拠を残しましょう。そして、賠償請求に使う「事故証明書」を発行してもらいましょう。この事は国土交通省の「標準引越運送約款」で義務付けられている事です。
もしも引越し業者スタッフが責任を否定したような場合には、すぐに引越し代金を払う事はせずに、対抗策を考えましょう。

(8)荷物の破損・紛失などは3か月以内に賠償請求しましょう。
引越しが済んだ後に、荷物の破損や紛失に気付くと言った場合もあると思います。そんな時は見積もりを依頼した担当者に速やかに連絡を取りましょう。国土交通省の「標準引越運送約款」を採用している業者であれば、3か月以内に通知すれば、業者の責任による損害には賠償を請求する事が可能です。
請求できる期間は1年間になっています。1年以内であれば「事故証明」の作成も依頼できます。

賠償してもらえる金額は、購入時の額ではなく時価が基準になります。その参考にするのが損害保険会社の査定基準です。たとえば、一般家電製品は定価の30%程度が目安になるようです。
エアコンなど、すぐに使用しないような場合でも取り付けが終わったら1度運転をしてみましょう。
3か月を過ぎた後に、初めて動かないと分かっても業者に請求はできません。
 
(9)引越しをキャンセルする場合には、2日前までに連絡しましょう。
国土交通省の「標準引越運送約款」によれば、引越し予定日の2日前までにキャンセルの連絡をすれば、料金は無料、1日前の場合は「運賃」の10%、当日キャンセルは「運賃」の20%と定められています。
エアコンやテレビなどの取り外しや取り付けなどのオプション作業の費用には、キャンセル料金は発生しません。ただし、当日前にエアコンの取り外しなどを行ってしまっていた場合にはその費用は支払うことになります。
引越しの2日前までには、引越し業者から当日の変更などがないかどうかの確認の電話が入ります。
荷物が増えたり減ったりしていたような時はこの時にしっかり伝えるようにしましょう。