レンタカーの手配 | かんたん引越しガイド






レンタカーの手配







レンタカー利用のメリット・デメリットは?

引越し先が近場で、単身者など荷物が少ないような場合には移動できる車と、作業を手伝ってくれる人手だけ押さえれば容易に引越しは可能です。
掛かる費用も、手伝ってくれる友人2~3名への謝礼と、レンタカー代金程度で済み安上がりです。
しかし素人が行う引越しには注意しなければならない事もあります。
まずはレンタカーを使って引越しする事のメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

レンタカー利用のメリット

1、引越しの費用が安く済みます。
手伝ってくれる人への謝礼とレンタカー代程度しかかかりません。

2、自分の都合で好きな時に引越しができます。
引っ越い業者の繁忙期であっても、自分と友人の都合さえ合えば好きな時に引越しできます。

3、友達とイベント感覚で引越しができます。
全く知らない引越し業者のスタッフと引越しをすれば、何かと気遣いも必要です。
仲の良い友人と引越しをすれば、ワイワイと引越しをイベントとして楽しむ事もできます。

レンタカー利用のデメリット

1、手伝ってくれる友人には謝礼をする必要があります。
友人に払う謝礼が多くなると、業者に支払った方が安かったといった事にもなりかねません。また作業効率の悪い友人に頼んでしまうと、謝礼を払うのが嫌になってしまったりもします。

2、必要な作業の人数がそろわないこともあります。
引越しに不慣れな素人では、引越し作業に何人いればよいのか、必要な人数を正しい判断は難しくなります。また約束していても、当日急に来れなくなるような友人もいるかもしれません。人数が少ないだけでなく、多くてトラブルになる事もあります。

【人数が足りなくてトラブルになるケース】
●作業時間が多くかかってしまう。
●大きい荷物を搬出したり搬入したりすることができない。
●無理に運ぼうとして荷物が壊れる、落とす、怪我をするなどのトラブルが起こってしまう。

【人数が余ってトラブルになるケース】
●全員に指示が行き届かず、働かない人が出てしまう。
●自分のなすべき事がわかりにくく、作業が進まない。
●荷物が破損したりした場合、責任の所在が明らかになりにくい。

3、2DK以上の引越しには無理が出ます。
レンタカーでできる引越しの限度はワンルームか1DK程度までになります。それ以上の引越しは荷物も増えて搬出や搬入などにも多くの労力を使う事になるため、業者に依頼した方がよいでしょう。
素人である自分たちで行う引越しは、家具の搬入など慣れていない作業のため、家具や家に傷が付いてしまう事も多くなります。賃貸物件で家に傷を付けてしまった場合、敷金で清算できないような修理代金が掛かってしまうようなケースもあり、安くあげようとしたのに、むしろお金が掛かってしまうと言うような事にもなりかねません。

4、中距離や長距離の引越しには向きません。
距離が長ければ、当然その分レンタカーの費用が高くつきますし、知らない土地で慣れないトラックの運転では道に迷ったり、事故を起こしてしまうといった事もあり得ます。
片道2時間以上かかるような場所への引越しには向いてないと言えるでしょう。

5、荷物が紛失や破損した時の補償がありません。
業者に引越しを依頼した場合には、前述の通り約款により荷物の紛失、破損に対して補償があります。
しかし、個人でレンタカーを使って引越しをしたような場合、そのような補償はありません。自分で壊す事はもとより、友人が誤って壊してしまったといった場合には、その後の友人との関係にも影響するかもしれません。

レンタカーを利用しての引越し術とは?

レンタカーを利用しての引越しについてメリット、デメリットを述べて来ましたが、それを理解した上で上手くレンタカーでの引越しを行うポイントをまとめてみます。

レンタカーを借りる時のポイント

引越し業者に引越しを依頼する場合は、部屋を見てもらい荷物の量などによって業者が適当であるトラックを準備してくれますが、自分でやる場合はこの作業を自分の判断で行わないといけません。
レンタカーを借りるポイントは、次のようになります。

1、トラックのタイプを決めましょう。
トラックには、平積み、幌付き、アルミのコンテナを積むレンタホール、またはワンボックスバンなど様々なタイプがあります。荷崩れの心配や、当日の天候などを考えると、平積みではない方が安心かもしれません。

2、トラックの大きさを決めましょう。
荷物の量はもちろん、道路事情や運転する人の運転技術などを考慮して、借りるトラックの大きさを決めましょう。
普通免許で借りられるトラックは4トンロングまでになります。しかし、普段はマイカーの運転くらいしかしない人は、2トンロング程度が限界かもしれません。
単身者であれば、2トンもあれば十分ですし、もしかしたら軽トラックやワンボックスでも足りるかもしれません。距離が近ければ、何往復かして荷物を運ぶと言う方法もありますが、手間も労力も余計に掛かるので、できれば1度で済むようなサイズの車を借りた方がよいでしょう。

レンタカー料金のポイント

《基本料金》プラス《燃料費》プラス《保険料》ぷらす《その他》

レンタカーの料金の仕組みは、概ねこのようになっています。
数々あるレンタカー会社の中で、ニッポンレンタカーではどのような仕組みになっているか見てみましょう。

1、基本料金は車種と借りる時間で決まります。
レンタカーを借りる場合の基本料金は、借りる車の車種と時間によって決まってきます。
例えば、ニッポンレンタカーの場合、メンバーになるのに300円の手数料はかかりますが、それで一般料金より2割引で利用することができるようになります。
具体的には、2トン標準トラックを12時間借りた場合は10,400円、2トンレンタホールだと14,900円で借りられるということになります。

2、燃料費は走った分の実費を負担します。
レンタカーは貸出時には、ガソリンや軽油は満タンになっています。利用者は返却時に再び満タンにして返すことで、実際に使った燃料費を負担するということになります。
尚、レンタカー会社によっては、走行距離から燃料費を計算して現金で支払うという場合もあります。

3、保険料もレンタル料金に含まれています。
レンタカーでの引越しの1番の心配ごとは交通事故ですが、レンタカーの代金には、保険、補償の費用も含まれていますので安心です。
ニッポンレンタカーにおいての補償の内容は次のようになっています。

●対人保障    ・・・ 無制限(自賠責3,000万円含)
●対物補償    ・・・ 500万円(1事故限度額・免責5万円)
●車両保障    ・・・ 時価額(1事故限度額・免責車種により5万または10万円)
●搭乗者傷害補償 ・・・ 1,000万円
   死  亡 : 1,000万円(1名限度額×定員)
   入  院 :  7,500円(1日)
   通  院 :  5,000円(1日)
   後遺障害 : 程度により死亡保障額が限度
尚、1,000~2,000円の加入料を支払うことで、対物・車両の事故免責額補償制度に加入すれば免責分をカバーできます。

4、その他の費用は抑えられます。
その他の費用とは例えば、高速代金、カーナビ、タイヤチェーン、ルーフキャリアや車の乗り捨て代金などで、使わなければ掛からない費用です。必要かどうかよく考えて利用しましょう。
尚、冬場で万一でも雪が降る可能性のある場所ではタイヤチェーンは借りておきましょう。

5、キャンセル料金は利用日の6日前から掛かります。
ニッポンレンタカーでのキャンセル料金は以下の通りです。

●出発日の7日前     ・・・ 無料
●出発日の6~7日前    ・・・ 基本料金の20%
●出発日の2日前~前日  ・・・ 基本料金の30%
●出発日当日       ・・・ 基本料金の50%

荷物の積み方を覚えておきましょう。

引越し業者のスタッフは、荷物の安全性や積み下ろしの段取りをよく考えながら荷物を積んで行きますが、素人はあまり考えずにある物から積んでしまう事が多いので、安全性も心配な上、積み下ろしにも手間がかかってしまいがちです。
次のことに注意しながら荷物を積み込むとよいでしょう。

1、積み込みの段取りを考えましょう。
トラックに荷物を積み込む際に段取りをよく考えないと、搬出入に手間がかかりますし、何より荷崩れなどの危険も増します。段取りや作業手順について述べます。

・家具は傷が付かないように毛布などで包みましょう。トラックの荷台に大きな荷物を、内側には小さな荷物を積 みましょう。
・重さの重いものは、荷台の奥の方から積みましょう。
・段ボールは必ず重いものを下にして、奥に積み上げましょう。
・前後左右に重さが傾かないように、バランスを考えながら積みましょう。
・荷物と荷物に隙間がある時には、毛布や布団などを間に詰めて、荷崩れが起こらないようにしましょう。

2、荷物の落下に注意しましょう。
アルミコンテナのトラックやワンボックスでは荷物の落下の心配はありませんが、幌付き幌なしトラックでは注意が必要です。幌付きでも隙間から落下する事があります。
防止策としては、荷台と幌との隙間にベニヤ板を挟むとよいでしょう。
幌なしの場合では、荷物の上に必ずシートをかぶせて、しっかりロープをかければ荷崩れの心配がなくなります。ロープのかけ方はレンタカー会社の人に聞いておくと間違いありません。

安全運転を心がけて無理せずに移動しましょう

慣れないトラックを運転し、新居まで荷物を安全に運ぶためのポイントは次の通りです。

1、引越し先までのルートを下見しておきましょう。
レンタカーで引っ越すという事は、あまり距離のない引越しかもしれませんが、それでも1度ルートを下見しておいた方がよいでしょう。できれば引越す日と同じ曜日、同じ時間にその道路を通ってみることで、思ってもいない渋滞などの道路事情もわかるかもしれません。それらを考慮した上で引越しのスケジュールを組むことができます。
また、引越し当日は万一の場合に備えて、運転ができる友人に同乗してもらうと安心です。ナビゲーターやルートチェックなどでも助けてもらえることでしょう。

2、余裕をもってスケジュールを組みましょう。
レンタカーを利用して引越す場合、費用を安くあげることばかり考えてギリギリで予定を組みがちですが、余裕をもってスケジュールを組む事をおすすめします。
「移動の往復プラス作業時間」で計算しレンタカーを借りると、常に時間を気にしての引越しになってしまいます。
イライラしたりドキドキしたりしながらの引越しは疲れますし、運転にも支障がでますのでなるべくレンタル時間は長めにとった方がよいでしょう。

3、走行中は積荷に気を配りましょう。
走行中に後方で異常な物音がしたような場合には、すぐに車を停車させ積荷の確認をしましょう。
もしも荷崩れしていたら、必ずしっかり積み直しを行いましょう。
道路に荷物が落下していたら、他の車の交通の妨げにならない場所に速やかに移動しましょう。その際に自分も事故に巻き込まれたりしないように十分注意が必要です。

エアコンの取り付け・取り外し等の作業は業者に頼みましょう。

自分で引越しする場合には、エアコンの取り外し取り付けを業者に頼む必要があります。
購入店に依頼するのが1番良いかもしれません。費用は取り外しと取り付けで2万円程度が相場です。